中国の陽明学と日本の陽明学を比較しながら紐解いていく感じの本です。 「本のなかで紹介されている本を読む、いわば本の数珠つなぎ」を10代から気の向くままにおこなっていますが、この『伝習録』が個人的に最新で上質です。 幕末~明治の日本では中国陽明学を日本独自に変換させた思想が流れていたんだろうなと思います。 著者の「心の無限活用」という言葉に稲妻が走りました。
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