「知らない」と気付いた。それは「知りたい」のはじまり。

東京都阿佐ヶ谷の蓬（ほう）治療所 所長の戸ヶ崎 正男（とがさき まさお）先生は、40年以上臨床に携わっている大ベテランです。
日本伝統鍼灸学会の副会長と学術部長、和ら会（やわらかい）代表などを務め、日本伝統鍼灸の発展や臨床家の育成にも熱心に取り組まれています。

《いい手というのは気がでるんです。だから気が不足しているところに吸い込まれる。》

触診にこだわり、実践ありきで技術の研鑽を続けてきた戸ヶ崎先生に、これまでの道のりについて語ってもらいました。

【 文：ツルタ】

マンガ by タキザワ

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2021.08.26

気の本質に迫れる、だから面白い／鍼灸師・薬剤師：戸ヶ崎 正男

日本鍼灸においては触診が重要視されますが、戸ヶ崎正男（とがさき まさお）先生ほど「触る」ことにこだわり、日々それを実践している臨床家は、稀有な存在といえるでしょう。 「脈だけで選穴することは難しい」という思いから、体表部の反応点をとにかく探る、触診重視の治療へとシフトして、自ら考案し...

2021.09.03

鍼灸師・薬剤師：戸ヶ崎 正男の5冊

（１） 漢方医術復興の理論 （２） 素問医学の世界＝古代中国医学の展開＝ （３） 鍼灸茗話 （４） 刺鍼技術史 （５） 思うツボ 漢方医術復興の理論 ■ 竹山 晋一朗（著） ■ 績文堂（1971年） 私には3人の師がいる。伝統医学の理論を教えてく...

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