エビデンスに基づく循環器看護ケア関連図
■ 森山美知子 木原康樹 宇野真理子 中麻規子 (編集) ■ 中央法規出版 (2017年) |
高齢者は運動器疾患だけでなく、COPD、心不全、糖尿病、腎不全等の内部障害を重複していることが珍しくありません。
特に心不全に代表される循環器疾患は、2019年に「脳卒中・循環器病対策基本法」が施行されるなど、ますます社会の関心が高まっています。
最近では心臓弁膜症のテレビCMまで流れるようになりました。
そんな中、高齢者医療に携わる機会のある鍼灸師は、循環器への理解が必要不可欠だと言えます。
本書には症状別の看護ケア関連図が掲載されており、患者の訴えから病態や原因を簡単に推察することができ、私のような初学者でも理解しやすい内容となっています。