(1) 夜と霧ードイツ強制収容所の体験記録
(2) 旅をする木
(3) 解説 鍼灸重宝記
夜と霧ードイツ強制収容所の体験記録
■ V.E.フランクル(著)、霜山 徳爾(翻訳) ■ みすず書房(1985年) |
いま現在ウクライナに侵攻するロシアの戦争がおわらない。
兵士たちは殺し合いをしたくないでしょう。
温かい部屋で、コーヒーをのみ、家族と笑いあって楽しい新年を迎えたいでしょう。
戦争の準備はいらない。
日本は平和の
準備をしよう。
若者が苦しむことにならないよう。
極限状況のなかで、どのようにフランクル先生は人間を見たのか。
からくも生きのびる力になったのは何なのか。
ビクトールフランクル先生のお墓はウィーン郊外にあります。
まだ寒い早春3月、先生のすこし小さめのお墓の回りだけ、白いすみれの花がいっばい咲いていました。
なぜここだけ、光が当たっているのかと空を見上げたくらいです。先生はもうずっと前に亡くなっているけれど、
先生の言葉は生きてわたしを生かしているとわかり、涙がとめどなく溢れ、あの感動を忘れることはありません。