スピリチュアル・コミュニケーション
医療者のための5つの準備・7つの心得・8つのポイント
■ 岡本拓也(著) ■ 医学書院 |
臨床に入る自信がない方、大切な方へ何かしてあげたいが方法が分からない方、自分自身のケアができていないと感じる方にお勧めです。
「援助する側の人間は、究極的には『存在』そのもの提供以外には何も行えないのだろう。
ただ、その『存在』の在り方によって、全く違う結果が生み出されることもあります。」
―― そっと一緒にいる、寄り添う“Not Doing,But Being”がテーマとなっています。
他の医療者から「鍼灸は日常の臨床そのものが緩和ケアだね」と言われて気づかされた事があります。
全人的苦痛の中でも薬や社会制度などでは救えないスピリチュアルペイン(死への恐怖や生きることの意味・価値観)に対し、鍼灸の治療時間は大きな意味を持つと信じています。