今でこそ現代的な西洋医学一辺倒の風潮に変化が見られますが、この本によりそのアプローチで無い医学が別にあるという発見がありました。
1900年代初頭のオステオパシー医の話ですが、日本における鍼灸同様、主流派に押される側の言い方も多くあります。笑。 全人的治療というアプローチも鍼灸治療に近く思います。
訳者の先生の力量なのでしょうが、哲学的な匂いのする文章には不思議な説得力があり、近くに置いておきたい1冊です。
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