鍼灸師:松岡 有理子の3冊

いのちの輝き

■ ロバート・C. フルフォード、ジーン ストーン(著)
■ 上野 圭一(翻訳)
■ 翔泳社 (1997年)

今でこそ現代的な西洋医学一辺倒の風潮に変化が見られますが、この本によりそのアプローチで無い医学が別にあるという発見がありました。

1900年代初頭のオステオパシー医の話ですが、日本における鍼灸同様、主流派に押される側の言い方も多くあります。笑。
全人的治療というアプローチも鍼灸治療に近く思います。

訳者の先生の力量なのでしょうが、哲学的な匂いのする文章には不思議な説得力があり、近くに置いておきたい1冊です。

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