雨夜譚(あまよがたり)―渋沢栄一自伝
■ 渋沢 栄一(著) ■ 長 幸男(校注) ■ 岩波書店 (1984年) |
次の10000円札に描かれることになった渋沢栄一氏のおしゃべり記録みたいな本です。
10代後半~20代前半迄を幕末で生きたリアルを想像させてくれたように思います。
「精神を砕いて世を救わなければならん」と24歳の時に仲間を69人集めて、武器を揃えて、横浜で外国人を斬りまくるという計画を立てたのが凄い。
方法は別にして2020年に同じ熱量を持った20代は日本にいるのだろうか。