この歴史的名著にはいくつもの訳本があが、魚住氏の新訳は解説とともに明快である。
戦前、東北大で教えたドイツ人哲学者が、仙台在住の弓聖といわれた阿波研造に師事し、禅的な悟りに至るまでを興味深く記している。
余裕がある者は、これも名著・新渡戸稲造『武士道』(PHP文庫など)を併せて読まれることをお勧めする。
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