本を読むことと勉強が苦手ではありますが、伝統医療の本質である自然治癒力が語られている2冊と、思想や哲学を意識してもらえるであろう2冊です。
アニメ・漫画好きでもあるので、そんな本も交えさせていただきます。
(1) 風邪の効用
(2) はたらく細胞
(3) 人間観の覚醒
(4) 十二国記
風邪の効用
■ 野口 清哉(著) ■ ちくま文庫 / 筑摩書房(2003年) |
病気というものを考えるとき、ネガティヴになることが当たり前になってしまいました。
しかし、「ヤマイ」というのは身体からのサインであり、治癒する過程で必要な反応なことが多いのです。
咳は不要なものを体外へ排出する働き、発熱は免疫を活性化させるための体温上昇。
発汗、嘔吐、下痢これらは生体が身を守るために行う最初の治療。
ヤマイに感謝すること。ポジティヴに感じることで身体は緩んでくれる。
伝統医療の基本を教えてくれる本です。