仕事の中で周りに先生がたくさんいてありがたいです
メーカーとして大きく成長したのは、お父様の時代ですよね。どんなお父様でしたか?
さまんさ
上島社長
空飛ぶ車を作りたかったそうです。考えることが好きで昔も今もいろんなアイデアを持っている人だと思いますね。
いま僕は40歳で。2018年から社長を務めていますが、まわりにたくさん元気なベテランの方がいてくださって。
父親もそうですし、営業部長の方にも多くのことを教えていただいています。
仕事の中で周りに先生がたくさんいてありがたいです。
いま僕は40歳で。2018年から社長を務めていますが、まわりにたくさん元気なベテランの方がいてくださって。
父親もそうですし、営業部長の方にも多くのことを教えていただいています。
仕事の中で周りに先生がたくさんいてありがたいです。
社長という立場で学ぶ姿勢を持たれているのは素晴らしいです。
さまんさ
上島社長
ものづくりも、営業の現場もベテランの方の考えを聞くことは大切やと思ってます。
やっていることや、言っている意味はひとつではないし、全部は言葉にはならないけど。
向上心や欲する意識があれば、聞こえ方も変わるし、教えてもらえる内容も変わってくると思います。
やっていることや、言っている意味はひとつではないし、全部は言葉にはならないけど。
向上心や欲する意識があれば、聞こえ方も変わるし、教えてもらえる内容も変わってくると思います。
臨床でもなんでも、聞く姿勢が大切ですよね。
ちなみに日進医療器の鍼灸部門である「ユニコ」として、ものづくりの目標はありますか?
ちなみに日進医療器の鍼灸部門である「ユニコ」として、ものづくりの目標はありますか?
さまんさ
上島社長
僕はやはり「面白いこと」が好きなので、「こんなんあったら面白いな」とか「新しいな」 と思えるようなものを作りたいと思っています。
この業界というか、鍼灸そのものがわかっていない部分が多いので、商品開発についてもさまざまな可能性を秘めています。
商品を通して文化を作れるのはメーカーの特権なのかなと思うんで、面白いことをしたいですね。
この業界というか、鍼灸そのものがわかっていない部分が多いので、商品開発についてもさまざまな可能性を秘めています。
商品を通して文化を作れるのはメーカーの特権なのかなと思うんで、面白いことをしたいですね。
業界内の大きなメーカーさんがそういった考えなのは頼もしいです。
さまんさ
自分の仕事に対する矜持のようなものを持ったほうが面白い
先ほど「臨床家の道よりも、人に鍼灸をもっと知っていただけるメーカーの道を選んだ」とおっしゃられましたが、知っていただくための具体的な手段はどういったものでしょうか?
さまんさ
上島社長
研究室を持ちたいと思っていますね。優秀な人に来ていただいて(笑)。
それは鍼灸の研究室ですか?
さまんさ
上島社長
人の身体についての研究ですかね。
正直僕は自社の製品のことより、身体の不思議について興味があるんですよね(笑)。
人は経絡でも反応するし、皮膚や筋肉でも変化する。別々の回路があるのかなと。
言葉は毒にも薬にもなるでしょ?
鍼の良さを知るためには、そういった研究も悪くない思うので、自社でできれば面白いですね。
正直僕は自社の製品のことより、身体の不思議について興味があるんですよね(笑)。
人は経絡でも反応するし、皮膚や筋肉でも変化する。別々の回路があるのかなと。
言葉は毒にも薬にもなるでしょ?
鍼の良さを知るためには、そういった研究も悪くない思うので、自社でできれば面白いですね。
そのあたりは、同じものづくり好き同士のお父様と、違う視点のような気がしますね。
さまんさ
上島社長
そうかも知れませんね。
研究を強化する以外に、知っていただく方法は他にありますか?
さまんさ
上島社長
やはり「育てる」ということですね。人も商品も育てていきたいです。
「育てる」とは具体的にどういったことですか?
さまんさ
上島社長
僕は人であれば人のことを真剣に考えたいし、商品のことであれば商品のことを真剣に考えたいんですよね。
だから、社員についても「何をするべきかを真剣に考えて、実際にどうしたいか」という思考を持つ人材を育てたいです。
そして行動するのが大切です。
だから、社員についても「何をするべきかを真剣に考えて、実際にどうしたいか」という思考を持つ人材を育てたいです。
そして行動するのが大切です。
最近のSNSへの強化は、社長からの指示ですか?
さまんさ
上島社長
これは現場レベルというか、ベテランの営業部長主導でおこなっていただいていますね。
きっかけは顧問からの提案だったようです。僕は何もしていません。
営業部長は開始当初61歳で、そこからTwitterを育てて、最終的に営業チームで展開しています。
純粋にスゴイなと思っています。
きっかけは顧問からの提案だったようです。僕は何もしていません。
営業部長は開始当初61歳で、そこからTwitterを育てて、最終的に営業チームで展開しています。
純粋にスゴイなと思っています。
他社にはないチーム力ですよね。
さまんさ
上島社長
卸として「売れるものを売る」のではなく、メーカーとして自社の商品を知ってい ただけるように、SNSという無料のツールを使ってなにかできないか常に考えているようです。
SNSを拝見していると、すごく伝わってきます。
さまんさ
上島社長
鍼灸柔整部門は若い社員もいるので、こういった事業を通して「メーカーとして、営業として何をするべきか」を考えてもらえたら嬉しいですね。
それは答えをこちらから出さずに、自分で考えてほしいという意味ですか?
さまんさ
上島社長
そうですね。どんな業務でも、自分の仕事に対する矜持のようなものを持ったほうが面白いと思うんです。
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