鍼灸学生や卒業後間もない鍼灸師のためのおすすめの書籍として、以下を紹介させていただきます。
今は、たくさんの情報に触れ、膨大な知識が流入されている最中かと思います。
とっても大事な時期なのですが、ついついそれが「正しいこと」のようになってしまいがちです。
もしかしたら、その正しさは患者さんや周囲の人たちにとっての正しさではないかもしれません。
ちょっと鍼灸アタマを休ませてあげませんか?
(1) 幸せのメカニズム 実践・幸福学入門
(2) NVC 人と人との関係にいのちを吹き込む法
(3) 中動態の世界 意思と責任の考古学
(4) 安藤昌益の世界 -独創的思想はいかに生れたか-
(5) 我が志アフリカにあり・新版
幸せのメカニズム 実践・幸福学入門
■ 前野 隆司(著) ■ 講談社(2013年) |
私たちも患者さんも幸せになるために、もしくは幸せを感じるためにこの仕事をしていることに異論はないでしょう。
じゃあ、幸せになるための処方箋ってあるの?
著者はロボットなど工学研究をする過程で、人間の内面に関心を持ち始めます。
心理学、哲学、宗教、経済、経営、働き方につながっていく序章となる本。
日常生活の中で、私たちが実践したいことが見えてくるかもしれません。