鍼灸師:五味 哲也の5冊

中動態の世界 意思と責任の考古学

■ 國分 功一朗(著)
■ 医学書院(2017年)

 

私たちは、こちらが正しくこちらは間違いであるなど、常に取捨選択を迫られています。
その選択の連続性の中で取り残されていくモノ、コト、ヒトがいます。

現代社会は、その選択に対して常に責任を持たされている、と言ってもいいでしょう。

それって冷たい社会になりやしないか?
生き苦しくならないか?

私たちが接する人達は心身が弱くなっている状態にいます。
私たちの仕事は、何かの正しさを追求することではありません。

鍼灸自体が医療の枠組みから取り残されたマイノリティーだからこそ、私達が社会から必要と「なる」時に、しっかりと存在し続けていたいと思います。
「受動態」と「能動態」の間にある「中動態」に東洋的なものを感じます。

日本人である鍼灸師がどうあるべきか、考えました。

1 2

3

4 5
rakuraku_banner2.jpg
seirin_banner01.jpg

関連記事

  1. 鍼灸師:大饗 将司の3冊

  2. 鍼灸ジャーナリスト:松田博公の5冊

  3. 鍼灸師:赤星 未有希の3冊

  4. 鍼灸師:足立 繁久の5冊

  5. 鍼灸師:内原 拓宗の5冊

  6. 鍼灸師:澤口 博の3冊