知の積み重ねによる進歩って、ひたむきで美しいですよね。書籍はいつの時代もこれをひたすら繰り返して、現代まで紡がれているわけです。
こんなひたむきな努力、私にはまねできないなと感じつつ、“誰かがやってくれた”ことにより、知ることの恩恵を最大限に受けて、私たちの今があります。
東洋医学も経験の積み重ねで進歩してきました。
そこに現代を生きるそれぞれの鍼灸師が持つ“経験や実績”“知見や限界”が、今よりも進化した形で積み重ねられたとき、未来は楽しくて仕方ないんだろうなぁ…。
なんというか…羨ましい!
(1) 健康を食い物にするメディアたち ネット時代の医療情報との付き合い方
(2) 〈インターネット〉の次に来るもの 未来を決める12の法則
(3) 新医療経済学
(4) 横浜イノベーション! 開港160年。開拓者の「伝統」と、みなとの「みらい」
(5) これからの世界をつくる仲間たちへ
健康を食い物にするメディアたち ネット時代の医療情報との付き合い方
■ 朽木 誠一郎(著) ■ ディスカヴァー・トゥエンティワン (2018年) |
IT技術の発達は私たちの生活環境を利便性の高いものへと一変させ、特に検索エンジンは日常生活において必要不可欠なものになりました。
それと同時に情報発信も容易となり、情報の持つ意味はとても重要なものとへと変化しています。
医療者であれば誰もが聞いたことがあるだろうWELQ問題。
それぞれの立場で改めて”情報リテラシー”について考えるきっかけになる一冊です。