鍼灸師:鈴木 寿文の3冊

不肖、鈴木が若手の鍼灸師さんたちにオススメしたいのは、実用書2冊と哲学関連書1冊です。
内科や産婦人科領域の鍼灸治療をしてみたいという方は、特にお灸ができるとイイと思います。
また、鍼も“物理的に刺す”のと“効く鍼”とは根本的に何かが違うかもしれません。

(1) 鍼灸真髄
(2) 図説 深谷灸法
(3) 弓と禅

鍼灸真髄

代田 文誌 (著)
医道の日本社1941年)

私はこの本で鍼灸にハマりました。「鍼灸って面白そう」と単純に思わせてくれます。
この本に出会わなかったら鍼灸師になっていなかったと思います。
今でも、この本を開くことがありますが、「嗚呼~なるほど」と時間が経っても色々と気づかしてくれます。
沢田流(太極療法)の創始者である沢田健先生は若い時に武術を修練していました。
名人たる所以の根本には身法(功夫)があるのではないかと思います。

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