改訂版 鍼灸臨床における医療面接
■ 丹澤 章八(編著) ■ 医道の日本社(2019年) |
医療面接の本は数あれど、題名の通り「鍼灸臨床のおける医療面接」は本書だけだ。
医療面接のテクニックであれば他の書籍を読むことでも学ぶことができるが、鍼灸臨床の根幹である「全体を観る」「人を診る」ことに主眼が置かれている良書である。
どの医療面接の書籍よりも、「患者に寄り添った医療面接」をテクニックとして学ぶことができる。
医療としての鍼灸だけでなく、鍼灸院での鍼灸臨床にもマッチする。
『臨床推論ー臨床脳を創ろう』(
を併せて読むと理解が深まる。