自分のアタマで考えよう
■ ダイヤモンド社(2011年) |
「知識と思考を区別する」
いつの間にか他人の意見を自分の意見にすり替えてしまっていたことに気付く本です。物事を俯瞰し、思考を鍛える訓練ができます。
筆者の意見は別として(笑)、「客観的に物事をみる」というヒントをくれます。
研究をおこなっていると、「こうなったらいいな」という気持ちを考察に載せないように注意が必要です。
目の前にある結果、これまでの研究から客観的に鍼灸の可能性を語ることが重要と考えています。
考え方(思考過程)を見つめ直し、「なんとなく」で物事を判断しない。
情報がいっぱいある現代でこそ、「自分で考えなさい」と言われても、自分の思考で判断できない学生さんに伝えたいことがたくさん書いてありました。