絶望に効く薬(全15巻)
■ 山田玲司(著) ■ 小学館 ヤングサンデーコミック |
鍼灸の本でもなく、東洋医学の本でもなく、漫画です。
インタビュー形式でこの世界の有名な人、そうでない人、さまざまなジャンルでそれぞれの人生を生きている人たち(売れる売れないでない)にそれまでの人生を聞き、
絶望しがちな人の多いこの世の中を生きていくための希望を作者なりに探していきます。その数140名以上。
登場する皆がいろいろあったけど自分の人生はこれをするしかなかった。好きなことだから続ける人もいれば、人生のある瞬間の出来事で自分でも思ってもいない道を歩むことになった人。
鍼灸師もある意味この世の中から外れてしまった人たちですが、そんな人たちでも生きる場所がある、やはりこの世界も捨てたものではありません。
苦労や苦悩をすればいいわけではないですが、「絶望」という病に効くのはやはり「人」なのだと思います。
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