「知らない」と気付いた。それは「知りたい」のはじまり。

三輪先生はどのように「ない」の境地にたどり着いたんですか？

三輪先生の師匠というと、いやしの道協会の前会長の横田観風先生ですよね。
観風先生はどういう方なのか聞かせてもらえますか？

愛情…。

師匠から弟子に伝える技術以外のもの。何か具体的なエピソードで聞かせてもらえますか？

…。

それにしても、死ぬところまで考えて臨床をしている人ってあまりいないですよね。

日本だとボランティアを嫌う人っていませんか？

記事になったら、もっと知られちゃいますね。

せっかくなので、リアルな鍼灸師の被災地支援が伝わるといいのですが。

鍼灸の良さが認知されると思うので、将来的に地元治療院の売上につながりそうな気がしますけど。

たしかに。地元の先生の気持ちは複雑かもしれません。

すごい配慮ですね。そこまでしますか。

被災地支援で初めて鍼を経験された方の何割かが、鍼灸治療を継続してくれるだけでも大きいですね。

しっかり普及になってますね。
これって、諦めていたのが結果的によかったという敬風堂の経営とも似ているような。

ええ、「ない」ことベースの話が伝わりにくいのは仕方ないのかなと思います。
この考え自体が合わない人もいるだろうし、それこそ師匠と弟子みたいな関係でじっくり伝えていくようなテーマなのかもしれません。
今回は、無理に伝えようとしない「ない」ベースで記事にすれば、この話を必要とする人に結果的に伝わるんじゃないか、届くんじゃないか。そういう気持ちで書かせてもらうことにします。
最後に三輪先生の願いとか、何かあれば聞かせてください。

どうでしょう。これを読んで誰か来てくれるかもしれませんよ。