(1) 臨床研究の道標 第2版(上下巻)
(2) もしあなたが臨床研究を学んだら医療現場はもっとときめく
(3) パブリッシュ・オア・ペリッシュ 科学者の発表倫理
(4) シリコンバレー式超ライフハック
(5) 本当の自由を手に入れる お金の大学
臨床研究の道標 第2版(上下巻)
■ 福原俊一(著) ■ 特定非営利活動法人 健康医療評価研究機構(2017年) |
この本は僕のバイブルのような本で、臨床研究を学ぶ際に最初に手に取った本です。
「漠然とした疑問」から「研究の基本設計図」に作り上げるまでの7ステップを分かりやすく解説してくれています。「臨床のこの疑問、解決したいなぁ」とか「症例報告からもう一歩前へ踏み出したい!」って思いませんか? そんな思いの道標になってくれる1冊。
この本の冒頭にもありますが、臨床研究の原点は、疑問を解決したい、患者さんにもっと良い治療を提供したいという医療者の「心」です。
統計や論文を書く技法も大事ですが、それはあくまで要素のひとつ。「良き臨床家は良き研究者」と言われますが、この本を読むとその意味を理解できるはずです。
ただ、研究は思いだけではうまくいかないのも事実です。少しでも臨床研究に興味がある方は、この本で臨床研究のお作法を学んでみてください。